寒い日

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朝、駅へと向かう道の公園で老人達がラジオ体操をしていた。11月も半ば、コートやマスクがちらほらと見られる寒さの中、一通りの生を修了した人たちが立派に踊っている。

羨ましいなと思った。この人達はやり切ったんだろう。今俺は多分、マラソンを走ることができない。42.195キロはもちろん、10キロも5キロも、2キロでさえも走りきることができないだろう。自分でやると言っておきながら「辛いから」と歩き、そのままコースから外れ、最初からそこにいなかったかのように姿を消すのだろう。


もう随分そうしてきた。

大学院を卒業してから、この社会に馴染むことができず、延々と失望されながら、どこにも居場所がないまま、走りきらなければいけないはずのマラソンを途中でやめてきた。

だからこそ、灰色染みた冬の朝に踊る老人達が眩しく見えて仕方なかった。

俺はきっと、ああはなれない。


お腹が痛い。十分な睡眠を取ることができていない。洗濯はまだ。財布は赤。伸び切った髪を切る金が無い。1着しか無いスーツに赤ワインを溢した。目が霞む。


倒れ込んでしまいたかった。誰かに助けてほしい。世の中は助け合いに溢れているから、助けを乞うのは簡単だ。


でも俺は何も返すことができない。

人に対して何も与えることができない。

俺は消えるしかない。

俺は消えるしかできない。

人は変われるからって言うやつは死ね

人は変われるからとか言う奴はみんな死ねばいい



俺は変わって変わって変わって変わって変わって変わって変わって変わって変わって変わって変わって変わって変わって変わって変わって変わって変わって変わって変わって変わって変わって変わって変わって変わって変わってこうなった


死ね

フォーエバーヤング

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流石に16時に何一つ胃に入れていないのはまずい、と駅前のドトールにて甘いコーヒーを飲んだ。カフェインが胃を小さくし、糖分が満腹感を刺激する。

「甘いものは太る」というがあれは嘘だと思う。俺の体は30を目前にして、いつまでも痩せたままだ。


ダンスウィズバビロンまばゆいサンシャインに身を焦がして


ふみこ『愛と呪い』の三巻が発売されていた。そして今日はうどんちゃんの『君に愛されて痛かった』の最新巻も出ていた。

自意識ばかりが強くなった女達の話がこうも同じタイミングで刊行された事に嬉しい気待ちでいっぱいになった。近いうちにいつまちゃんの『来世ではちゃんとします』の最新巻も出る。ラフ画での松田があまりにも可愛かったからこれも期待しかない。


生育環境なんてものは呪いだと思う。

何年経っても逃げ出すことのできない縄。絡めとられる網。対抗するには、力と金。無力な無能はどうすればいいのだろう。俺には愛しかない。


呪いに対抗する為の鍵、愛はインターネットの海にあった。「インターネットは君に愛を伝えるために産まれた」なんてミッドナイトタイムラインに心からうっとりする。


その日俺は「トゥナイト、トゥナイト」と声高に叫ぶ眼鏡をかけたデブを男6人で神輿のように担いで、味園ユニバースの壇上から奥のソファー席まで走った。走れなくなってそのデブを床に思いっきり投げつけた。

腰を強く打ったであろうデブはその場から動けなくなったがそれでもライブは続いた。ヤモリのネックレスが千切れた。俺にアクセサリーは似合わないと言わないばかりの期間だった。2回しか、身につけていなかった。



結婚指輪を選ぶことにした。プロポーズに婚約指輪を用意しなかったから、これがはじめての指輪になる。

既製品としてよくある小さくダイヤが散りばめられたものが好きになれないから、工房で作ることにした。殴る時に攻撃力が増すような、そんなデザインにしたいなと2人で笑った。



インターネットは俺に愛を伝えるために生まれたのだと思う。

俺を好きなものをわかってくれる人も、俺を好きな人も、俺が好きな人も、全てインターネットがもたらしてくれたものだ。


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ジルコニア

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いい加減人に会うことに疲れてきた。

営業として勤務をすると、どうしても初対面の人間との交流が増える。人と会う回数は前の会社とは比べものにならない。しかしながら退屈の苦痛に比べれば忙しいことなんて何倍も楽だ。故に人と会う回数が多いことに、別段の不満はない。


不満はないが、、、疲労がすごい。

彼女と話をしてみたが、俺には会う人が馬鹿みたいに多いらしい。比較対象がわからないが、毎週末誰かと会っている気がするし公私問わずバカスカ知り合いが増えていってる気がする。

名前を憶えるのは得意だし、人となりを憶えるのも得意だ。話したことはすぐ忘れるが、その人の背景的なところは、自分が興味を持っている分野なのでそんなに忘れないと思う。

ナンパから結婚した人、昔髪を赤く染めていたブス、トップに君臨した後世界に挫折した人、etc

世の中には色んな人がいるなと思う一方で、結局人間1人のストーリーなんてどこかで読んでしまったものばかりだなと辟易もする。

だからか、最近は特に、ありふれた人のストーリーよりも、趣味嗜好の知識或いはその知識を得るまでのヒストリーに惹かれる。


なんかそんな感じ。






理想の恋人に出会うためには何をすべきか3


続き


キリンジのエイリアンズという曲に「僕の短所をジョークにしても、眉をひそめないで」という歌詞がある。

これめちゃくちゃいいよね、、、ジョークは笑って許すこと、眉をひそめることは拒絶。


というわけで今日はプロフだね。

Tinderやタップルみたいな、顔と場所重視のマッチングアプリは、プロフにそこまでの効力がないように思うけどペアーズなどの「コミュニティなど趣味で繋がることができるアプリ」の場合はプロフがすごく重要になってくると思う。

実際のところ、俺の場合だと顔写真をきちんと写していないプロフだったにも関わらず、多くの人とマッチングした。まぁ、「俺はこうしたから成功した!だからお前もできる!!」なんてのも気持ち悪いけど、参考にしてくれれば。。


ちなみに自分から「この子面白そう!」とアプローチかけてその後のメッセが楽しかったり会いに行こうとなったパターンは0。俺らみたいな人はガンガンアプローチかけていくよりも、興味を持たれるような餌を撒き、複数人からアプローチを"かけさせる"ようにして行った方がいい。

「俺みたいな非モテにそんなことできるのか?」と思うかもだけど、できる。なぜなら俺は年収200万だし顔写真も上げてない。プロフ文の技術や話題作りの知識などなどは先天的なものでなくて後天的なので。




1 差別化とブランド化

まず気にかけておきたいのは「俺たちは選ぶ側でなくて選ばれる側」だということ。

ナンパ指南や恋愛工学ネタでは「ガンガン話しかけていきましょう!!」なんていうのがよくかかれているけど、そんなのは結局自分の手札が"普通以上"の人だけ。

年収400もない、身長170ない、肌が荒れている、だらしない体型、イケメンじゃない。そんな人達が片っ端から色んな人にアプローチかけるのは正直無駄でしかない。だって比べられてしまうのだから。


例えばあなたが、受け身になっている女にアプローチをかけたとしよう。その女は100%あなた以外の男からのアプローチも受けている。その男と比較されて、見劣りしないかといえばそうじゃないよね。。。


というわけで年収身長といった基本的に重視される点が優れていない場合は正直攻めの恋人作りは避けるべき。



じゃあどうするか。

社会性やビジネス的な魅力があります!という舞台から離れてしまおうというわけ。

ここで第二回までの自分の欲求が活きてくる。何がしたいか、自分は何を求めているか、そしてどんな異性を"必要"としているかをなるべく具体的に、できれば個性が出るくらいに書く。

もし趣味が一目でわかるような写真があるならそれも載せておくべき。プロフ文を補足するイメージが◯。漫画が好きなら本棚とか映画とか。ちなみにここで載せるべき写真はなるべく知る人ぞ知るみたいなものの方が良き。多くの人が好きなものを好きというと、これまた他の人と比較される材料になるので、差別化を意識しながら趣味写真は選ぶべき。あなたが都会に住むなら共感者は確実にいるからそれで良い。


続く